小学校教員がIT業界にとびこんでみた

小学校からIT企業へ転職したら最新技術の担当になってしまった件

VMWorld2020_VMC関連まとめ①

皆様こんばんは。ド文系です。

英語問題を解決できないまま10月を迎えてしまったわたしではありますが、
無事VMWorldに参加して参りました。

もう、字幕機能のありがたさたるや!!!オンライン万歳!

直接日本語の字幕が出るのはGeneral Session だけでしたが、
ほとんど全部のセッションが英語字幕(自動生成)に対応していたので、

再生→字幕が表示されたら一時停止→すべてをDeepL翻訳に打ち込む→再生→字幕が切り替わったら一時停止→すべてをDeepl(以下略

という、ゴリゴリの力技で視聴しました。
(20分のセッションを再生しきるまでに4時間くらいかかりました、、、、、)

血と汗と涙を流しながら収集した、VMC関連のニュースをダイジェストでご覧ください。

 

まず、今回発表されたアップデートすべて纏めたものがこちらです。

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VMC on AWS アップデートまとめ

厳密には初出でないものも混ざっていますが、全部で16個。
相当な量のアップデートですよね。
このジャンルに、いかに力を入れているかがよくわかります。

この中でも個人的に特に「うおお!!」となったのは、↓の2つです。

 

VMware Cloud Disaster Recovery

② HCX の機能強化

 

これらについて、この記事と、次の記事の2回分を使ってご紹介していきたいと思います。

 

 VMware Cloud Disaster Recovery

 これは昨年の vFORUM で「DRサイト用の料金体系を今準備してるよ~」という話を聞いてから、ずっと楽しみにしていたアップデートなのですが、期待していた以上の完成度でのお披露目となりました。

これは一言でいうと、

「VMCをDRサイトとして利用できるようになったよ、従量課金でね」

というシロモノになります。

仕組みを簡単に描くとこんな↓感じで、

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VMware Cloud Disaster Recovery

オンプレミス側にDRaaS Connector なるアプライアンスを立てるだけで、
「中間ストレージ」というクラウド上の中継拠点のようなものを経由して、
オンプレのデータをVMCへレプリケーションしてくれるんだとか。

費用は、1TiB単位で使った分だけ課金となるので、
通常のVMCをDRサイトにする(維持費年間400万円~)のに比べてコスパが格段に向上しますし、これはわたしだけでなく、全世界待望のアップデートだったのではないでしょうか。

東京リージョンが初期ローンチ対象外なのが残念ですが、
日本上陸の日を首を長くしてお待ちしております!