Autonomous Edge を構築してみた③ Secondary機の構築
皆様こんにちは。
本年もよろしくお願いいたします。
本日は元旦ですが、時勢の影響で今年も帰省ができず、アイコンにもしているペットのワンコ(もうすっかり成犬ですが…)とともに2人でお正月を過ごしております。
さて、今回も前回に引き続き、Autonomous Edge構築手順の紹介です。
1台目のデプロイが完了したら、同じOVFテンプレートを使って2台目の構築を行います。
途中までの手順は1台目と全く同じですが、2台目(Secondary)のマシンの構築時のみ設定する項目があります。
では、早速構築していきましょう。
①1台目のAutonomous Edgeをパワーオンし、SSHで接続
※vSphereクライアントからのコンソール接続でもダメではありませんが、コンソール接続だとコピペができないので、SSH推奨です。
②admin ユーザでログインし、下記コマンドを実行
>get certificate api thumbprint
③コマンド実行結果をコピーして控えておく
④OVFテンプレートを展開し、1台目と同様に構築を進める
⑤「Secondary API Node」にチェックをつけ、下記4項目を入力
・Primary Node management IP
・Primary Node Username
・Primary Node Password
・Primary Node management Thumbprint(③でコピーしたもの)
⑥設定値を確認して「完了」
これで、2台の Autonomous Edge の構築は完了です。
この後は2台目のEdgeもパワーオンし、それぞれの管理コンソールにアクセスしてActive-Standby構成が組めていることを確認したら、vSphere Converter を使って仮想マシンHWバージョンをダウングレードします。
次回はそちらの手順をご紹介できればと思います。