2大在宅勤務システム -RDPとVDI
皆様こんにちは。ド文系です。
今回は珍しく有言実行、RDPとVDIについての簡単なお話をしようと思います。
この2つはどちらも、
自宅にいながらにして、会社にいるのと同じように仕事が出来るようにする
ツール…製品…技術?です。
RDPというのはRemote DesktoP の略で、
自宅のパソコンから職場のパソコンを遠隔操作できるようにしてくれるものです。
なので、職場にはちゃんと実体があって、社内システムにアクセスできる、リアルなパソコンが必要になります。かつ、電源も入っている必要があります。
VPN経由で電源を入れることは出来ないので、注意が必要です。
対してVDIは、サーバ上に仮想的なパソコンを作っておき、会社にいるときも自宅にいるときも同じ仮想パソコンにアクセスして仕事を行うことで、ロケーションを問わず同じ働き方が出来るようにしてくれるものになります。
こちらも仮想パソコンの電源が落ちているとアクセスできなくなってしまう点はRDPと同じですが、誰かしらが出社して電源ボタンを押さないといけないRDPと違い、
VDIは別に管理コンソールが用意されているので、そこから電源をONにすることが出来ます。
この2つは一概にどちらが優れているとは言えないものなので、
そのときの状況・用途に合わせて選択していただければと思います。
たとえば今のような急なパンデミックで、
細かいことは良いから1秒でも早く在宅勤務が出来るようにしたい、というのであればRDPが適していると思いますし、
パンデミック後も継続して利用することを見込み、長い目で見て快適なシステムをという事であればVDIの導入を検討いただくのが個人的にはおすすめであります。