小学校教員がIT業界にとびこんでみた

小学校からIT企業へ転職したら最新技術の担当になってしまった件

VDIの監視は必要なのかどうか

皆様、今週も1週間お疲れ様でした。
ド文系です。

さて、先日タイトルのテーマで、お話しさせていただく機会がありました(Webiner)。

Webinerではお話しきれなかった本音も交えつつ、
このブログでも少しお話をしたいと思います。

ControlUpという監視ツールを推しメンに据えているわたしではありますが、
監視大好き、監視こそすべて、というわけではありません。
無理に監視しなくても良い場面だってあるだろう、と思っています。
ControlUpをそもそも良いなと思ったのも、仮想サーバを監視するなら、という、限定的な視点でのことでした。

AWSとオンプレとか、
VMCとオンプレとか、
複数のロケーションにサーバが散り散りになっているような環境で、
それを一斉に管理できるってところに魅力を感じていたわけです。

なので、VDIの監視となると話は別で、
すべきかどうかは究極、業種やVDI以外の設備がどうなっているかによるんじゃないかなあと思います。

たとえばVDIをシンクラから利用しているのか、社内システムにアクセスできる普通のPCから利用しているのかで、随分話が変わってきますよね。

後者であればVDIが使えなくなっても、PC本体で仕事は継続できるわけで、
そういう環境であれば、無理にVDIを監視する必要はないのではないかと思います。

※当然保存前のデータがまるっと飛ぶので、急いでる時とかにやられると絶望しますけど、、、、

 

逆に前者、社員のPCが基本的にすべてシンクラであるような場合は、VDIが使えない=仕事が出来ない になるので、監視は必須です。

また、いま現在、2020年6月時点での限定的な話をするなら、
時勢の関係で、極力在宅勤務という企業も増えていますよね。

さすがに各社員の自宅PC(私物)から社内システムへのアクセスを許可することはないはずなので、そうなるとVDIに障害が発生した場合、時勢に逆らって出社する羽目になります。それを許容するのかしないのかという点も、大きなポイントになってくるのではないでしょうか。

 

ーーーーーーキリトリーーーーーー

(ここからは完全に個人の本音です)

IT管理部門のいち社員としての正直な意見としては、
VDIをその他社員に提供している時点で利用者達の生産性の一部に責任を負うことになるので、予算が取れるものなら当然監視はしたいですよね。

ユーザに何か言われてから対処するようなことが続くとシステムに対する満足度が下がりますし、

「使えねーな」とか、「またかよ」とか言われた日には、

こっちだって出来ることには限界がありますし、
毎日1台ずつチェックする時間なんてないですし、
これでも一生懸命やってますしーーーー、、、!!!!

と、心がチリッチリにすさみます。

会社としての利益とか、コスパとか、いろいろあるとは思いますが、
現場を思いやる心をお持ちの経営層の皆様は、ぜひ、運用管理ツールや監視ツールを導入する予算を、IT部門にお恵みください…。